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2006年06月01日
岡田 眞澄さん
{岡田 眞澄さんのご冥福をお祈りいたします。}
岡田 眞澄さんの訃報を聞きびっくりいたしました。
ダンディーでプレイボーイの草分けでもある岡田 眞澄さんはもっと長生きをして、われわれに素敵な男性の見本としての姿を見せてほしかったのですが残念でなりません。
BAR-VESPAにはじめてご来店されたのは、24年か25年ぐらいまえであったように記憶しています。
入ってこられるなり、空気がかわり、わたしたちバーテンダーだけでなく、お客様すべてが、あまりの素敵さに呆然としたのをはっきりとおぼえています。
いらっしゃいませ! お飲み物は何にいたしましょうか?
お飲み物をおだししたあと、気さくに話され、われわれにも気遣いをされながらの歓談でした。
そんななか、ダンディーでナンバーワン・プレイボーイの岡田 眞澄さんに質問をしてみたのです。ちょっと、失礼かなとは思ったのですが、わたしも若かったということもあり、どうしても、聞いてみたかったことがあったのです。
「あのー、岡田さんに聞きたいことがあるんですが、聞いてもいいですか。」
「ああ、いいよ!どんなこと!」
せっかく、プライベートで来ていらっしゃるのに悪いなぁと思いつつ!
「岡田 眞澄さんは、どんな女性がタイプですか?」
「タイプ!・・・」
「ううん・・」
「ないね!」「タイプはないよ!女性であればOK」
はぁー・ないんですか! 意外な答えだった。
「ないというか、その時、好きになったひとがその時はタイプなんだろうけど!」
「ほんとうのタイプって、死ぬまえの頭の中に現れた女性がタイプなんじゃないかな」と言われた。
えー、どういう意味ですか?
「好きになって、結婚する。・・・」
「そして、奥さんとして、永くいっしょにいても、死ぬまえに奥さんが頭の中に現われるとは限らない。」
「現れる女性が初恋のひとかもしれなし、それは、死ぬまえにならないとわからないんじゃないかな?」
「理想としては、奥さんが頭の中に現れ、奥さんのなまえを呼び死んでいく!」
「それが、理想だし、いちばんハッピーなことだよね」
「好きで愛してるし、これ以上のタイプはないと思って結婚するんだから」
「奥さんをほんとうのタイプとして愛したいんだよね」
「逆に男性のほうも、女性からこう思われるかも!」
「男性も女性も外見から入るけど、それだけではタイプの条件としては希薄じゃないかと思うよ?」
「理想のタイプって、男性も女性も死ぬ前にならないとわからないんじゃないの」
今、思えば懐かしい思い出になってしまったお話であると同時に深く心に染み入ったのを覚えています。
わたしは、その時から女性を目先のタイプで見ないようにつとめてきました。
それは、お客様に対しても同じであり接客を通じて対話やその他の係わり合いを大事にしてまいりました。
ひとは一人では生きていけない。カクテルも一種類ではカクテルとは言わない。
男性と女性のように違いのあるものどうしの結びつきのようなもの!
岡田 眞澄さんからはいろんなことを教えていただきました。短い時間でのお付き合いでしたが、わたしにとっては存在感のあるダンディーな方でした。まだまだ、思い出はあるのですが、謹んでお悔やみを申し上げると共に、在りし日のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
(KOBIYAMA)
投稿者 vespa : 2006年06月01日 17:50
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