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2006年11月20日
建仁寺
先日、祗園の南側にある建仁寺に行ってきました。
日本最古の禅宗の本山寺院であるそのお寺の中は、祗園町の中心にありながら、
周りの喧騒から全く掛け離れています。
また、中も広く、庭園やふすま、屏風の美しい絵等を見ることができます。
建仁寺は2002年に創建800年を迎え、その記念に「法堂(はっとう)」と呼ばれる
お堂の天井に小泉淳作の「双龍図」が描かれました。
大きさはなんと108畳分。龍の頭(角は含まず)だけで約2mの大きさです。
制作過程をVTRで見ましたが、実際、直接天井に描いたのではなく、まず体育館で
画き、終えたら分割して運び、天井に貼り付けています。
制作日数は1年10ヶ月。
体育館から持ち運ぶ際、小泉さんは名残惜しそうに言っていました。
「絵というものは完成がない。どこかで、その絵と折り合いをつけ、終わらせ
なければいけない。」と。
いざ法堂の天井に貼り付け、足場が外されるまで筆を持ち、絵に向かっている姿が
印象に残りました。
実際見た「双龍図」はやはり迫力がありました。そしてVTRを見たせいか、深みも感じ
ることが出来たように思います。
何かをする時、自分の気持ちを少しだけでも伝える大切さを、今一度、痛感しました。
投稿者 vespa : 2006年11月20日 17:00