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2006年12月11日
名刺の歴史
神吉さんが名刺の整理をされていたので自分も整理しようと
お客様からいただいた名刺を整理していました。神吉さん同様、
いただいた名刺の量から自分が多くのお客様と接していることを
実感し、バーテンダーというのはいい仕事だなとあらためて思いました。
そこで、ふと名刺について気になったので調べてみました
名刺の発祥は紀元前2世紀の中国と言われていますが、名刺を
コミュニケーションの道具であると考える とその歴史は原始時代に
さかのぼります。まだ人類に言語と言うものが確立されていなかった頃、
初めて会った相手に対してまず石ころを置きその後そこから遠くへ離れて
それを見守る。そして相手が同じように石ころを自分に向かっておけば、
敵意が無いものとしてコミュニケーション成立となったそうです。
また、石の大きさや数、置き方にも意味があったようです。
現在の名刺の原形となる「刺」と呼ばれるものをはじめて使ったのは
漢の国の高祖、劉邦であったと言われています。劉邦が妻を娶る際、
その父親に面会を申し込みました。その時名刺に政治献金をしますからと
言うメッセージを入れて取り次ぎを頼んだのがはじまりとされています。
当時の名刺は、木や竹を削りそれに名前を書いたり彫ったりして使いました。
名刺の「刺」のいわれはそこ にあります。
ヨーロッパでは16世紀、家に訪問して不在の際に置いて行くメッセージカードとして
スタートしたようです。その後、王朝文化の華やかなりし頃、社交界での
挨拶用として使われるようになりました。その後、装飾を施したものや
模様を入れたものが現れ現在へと至っています。
日本の名刺の始まりは19世紀初めであると言われています。
最初は和紙に名前だけを手書きしたもので、ヨーロッパと同じく相手先に
訪問して不在の際、置いてくるものだった様です。 幕末になると訪日する外国人との
応接の際に名刺の交換をしたという記録も残っています。
明治以降、名刺は盛んに使われるようになり、鹿鳴館時代には
社交界の必需品となっていったそうです。
今では、社会でのコミュニケーションツールとして欠かせない名刺。
私もお店でいろいろなお客様と名刺交換をさせていただいていますが、
いただいた名刺。いろいろなお客様と接した証として、自分の人生の宝として
これからも大事に、そしていただく名刺がふえていくよう努力していきたいものです。
(IKEDA)
投稿者 vespa : 2006年12月11日 17:00
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