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2007年10月09日

カクテルエピソード~ブラッディメアリー~

今回はブラッディメアリー・・・


メアリーとは誰か?よく紹介される説としてはイングランド女王メアリー・チューダー。
国内の新教徒を迫害し、”血まみれメアリー”の異名で呼ばれた。ここではもう少し
身近なメアリーの話を。

彼女は、このカクテルが産声をあげたときの立会人。ある夜、ジョージ・ジェッセル氏は
パームスプリングスの小さなビストロに入った。

ところが、そこのバーには人影がなく、ジョージは、自ら、バー・カウンターの中に
すべりこみ、気つけの一杯を作った。そこにあったウォッカやら、トマトジュースやらを
ほうりこんだニュードリンクを愉しんでいたジョージの前に、若い女性が現れた。

彼女の名前がメアリー。

どう、ご一緒に一杯飲みませんか、などと言っているうちに、ミスター・ジョージ、
生まれたばかりのカクテルを彼女にこぼした。そこで一言。

Aren't you bloody Mary?あれ、血で汚しましたね、メアリー、ということだが、
bloodyには、生理中という意味もある。あ、あなたメンスだったのメアリー、という悪いジョーク。

ブラッディ・メアリーの創案者としては、このジョージ・ジェッセルが著名だが、
その他にも、パリのハリーズ・ニューヨク・バーのピート・パティオットだとか、
ニューヨークのセント・レジス・バーのフェルナン・プティ氏だとかも有力な候補。

禁酒法時代のアメリカで、トマト・ジュースにジンをミックスしたブラディー・サムが
オリジナルという説も根強い。取締官が踏み込んできたとき、これはトマト・ジュースでっせ、
とごまかしていたというのだ。

このブラディ・サム、1940年頃から、ジンのかわりにウォッカで作られ始める。
ウォッカのほうが口当たりが柔らかいので、女性名のメアリーがついた。

ちょっと毛並みの変わった話としては、このカクテルを売りものにしていた
ブラディーミールスというレストランについてのものがある。このカクテル、たくさん飲めば、
当然のこと、ろれつも回らなくなり、ブラディミールスが、ブラディーミアリーとなり
ブラディーメアリーとなったというのだ。


ブラッディメアリー

lm.JPG

ウォッカ ・・・ 30ml
タバスコ、ウスターソース ・・・ 少量
トマトジュース ・・・ 適量

セロリ、レモンを添える


トマトジュースをハマグリエキス入りのクラマトに変えるとブラッディシーザー。
こちらの方が味わいが濃厚。
個人的にはこちらのほうが好みです。


(IKEDA)

投稿者 vespa : 2007年10月09日 10:43

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