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2008年05月09日

カクテルエピソード~サイドカー~

久々のカクテルエピソード。

今回はサイドカー。

 カクテルのレシピには“黄金レシピ”なるものがあり、いずれもベースとなるものを
主体に、“2:1:1”、“3:2:1”・・・等の幾つかが存在する。
ベースとなる飲み物と、他の副材料の割合を上記の割合にそって調合していくもので、
非常に味わいもまとまった物となります。
サイドカーには上記の“黄金レシピ”を利用したバリエーションが豊富に
存在していて、その一つ一つが一般的に名前の通った有名なカクテルなので、
初めてカクテル作りを覚えるという時には非常に有意義なカクテルなのです。

サイドカーとは、オートバイの横に取りつけた乗り物のこと。
誰が考案したかについては、諸説流布され確定されていない。

時は1914年、世界は偶然の重なりが第一次大戦を引き起こしてしまい
ヨーロッパを中心に激動の時を刻んでいました。
そんな兵士達の一時の癒しが、奮起をまぎわらせるお酒でした。

フランスでのエピソード。
ドイツの猛攻に退却を余儀なくされたフランス軍、その将校がサイドカーに乗りながら、
祖国のブランデーと、持ち合わせのホワイト・キュラソー、レモンジュースを合わせ
飲んだのがきっかけという説。

逆にドイツでのエピソード。
常に他国への侵攻を繰り返していたドイツ、フランスへ猛攻を仕掛けた際の事、
ドイツ軍の将校がサイドカーで乗りつけた占領した民家の酒棚に有るあり合わせの
お酒を勝利の美酒として味わい、皆に振る舞った。
そのレシピが後の世に伝わり、現在の“サイドカー”となったという説。
いずれも兵士の敵、味方なく、愛されたというエピソードであります。

また、時代は変わり1931年、パリにあるハリーズ・ニューヨーク・バーの初代オーナーの
“ハリー・マッケルホーン”が、このカクテルを生み出したと主張したが、
1922年に刊行された“Cocktail-How to Mix Them”というカクテルブックに、
すでに“サイドカー”のレシピが記載されている為、生誕説としては説得力が弱いが、
これとは別の話で、1933年、ハリー氏が旅行ブームでパリを訪れる人々の間に広めた、
という説があるので“サイドカー”に多く貢献した、に留めたい。 

上記以外にもまだまだあるエピソード、有名なだけに多くのいわれを持つカクテル
は“サイドカー”だけに留まりません。

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サイドカー
ブランデー ・・・1/2
コアントロー ・・・1/4
レモン ・・・1/4

材料をシェーカーに入れ、シェーク。

ブランデーがベースとなっているので遅い時間、最後に一杯というときに
いいカクテルかもしれません。

ちなみに銀座店、神吉さんの18番はサイドカーです!!


(IKEDA)

投稿者 vespa : 2008年05月09日 17:00

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