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2009年12月22日

銀行での出来事

先日、お店のお金を両替しようと銀行へ。

入ると中に3人の警察官がいて、
60代くらいでしょうか、薄茶色のサングラスをかけた男性が興奮状態で
警察官と銀行員に物申しておりました。

詳しい事情は分かりませんが警察の方がなだめる様にしており
男性が少し落ち着いたところで
「納得していただけたのなら私たちは帰りますよ」と警察官。
すると男性は
「納得なんてしてないがお前らに俺の言いたいことが分かるとは思わないから
もういい」と。
そう言われると警察官は帰り、銀行員は業務に戻りました。


そして男性はあたりを見回すような素振りをし「出口はどっちだ」と。
男性は白い杖をお持ちでした。
目が不自由でらっしゃることはすぐに分かります。
出口はどっちの答えに出入り口そばにいた銀行員が遠くから「こちらです」と。


…。


その言葉が再び男性に、火をつけてしまいました。
「今俺が言ったこと、何も分かっていないじゃないか」と。

再び銀行員が謝罪をし「ご案内します」と言って男性のひじに軽く触れると
男性は明らかに、びくっとしてその手を振り払い、自ら銀行員のひじに手をかけました。


深く考えさせられました。
ひじに触れたのも、親切心から出た行動でしょうし、
きっと「こちらです」といった銀行員も悪気があったわけではないでしょうが、
『仕事』をしている人の発言ではないとは思いました。

バーテンダー業としてもそうなのですが、今回の件はそれだけに止まらず、
大袈裟かもしれませんが人間として大事な場面に遭遇したと思っています。

「バーテンダーのテンダーは優しいという意味なのだから…」と
媚山マスターから幾度となく指導されております。
言葉の重さをきちんと理解し、困っている人へどのように手の差し伸べるのか、
どんな形であれ、誰かの役に立てる人でありたいと思いました。


(KIKUCHI)

投稿者 vespa : 2009年12月22日 17:00

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