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2011年3月15日
ウイスキーの小話 その5
5回目ですが、今回もお付き合い願います。
今回は第2話に保留にしていました「ボトラーズブランド」についてです。
さてボトラーズブランドとはなんぞや?と思いの方もいらっしゃると思いますが、
一般に言われているのは「瓶詰業者ボトル」と申しましょうか?
前回にも書いたと思いますが・スコッチの生産業者「蒸留所」が
モルトの栽培から瓶詰めまで一貫して行っているとおもわれがちですが
実際には違います。
ほとんどの蒸留所はボトリング設備を持たないため
こうしたボトラーズブランドを作る、「ボトラーズカンパニー」に頼ります。
こうして公式に蒸留所でウイスキーを作り、ボトラーズカンパニーで
瓶詰めされたウイスキーを「蒸留所元詰」または「オフィシャルボトル」
と申します。
(普段飲まれているマッカランやボウモアは大半はこれかと思います。)

ちなみに「オフィシャル」のマッカランの画像です。
ボトラーズカンパニーのもとは酒販商人であってその延長で
こうしたボトリングを行っていました。
それに加え、蒸留所に蒸留や熟成樽、熟成期間を依頼して、
その樽を買い取り、自社のロゴを入れて売り出すのが「ボトラーズブランド」
またの名を「インディペンデントボトル」といいます。
(こういう場合は蒸留所のウイスキーの名前も入ります)
ただ蒸留所に名前記載を拒まれるボトルも中にはあります。
こうしたボトルはボトラーズカンパニー間で樽の売買が行われてボトリングした
ボトル等です。
(蒸留所が熟成、販売経路を管理できない為拒まれる)
こうしたボトルはウイスキーが造られている場所の仕込み水などの川や
湖を名前にしたり、大体の場所をボトルに記載します。
(例えばボウモアの場合仕込み水がラーガン川なので「リバーラーガン」
という名前がボトルに記載される)
「オフィシャルで表現できないものを堪能できる」
これがボトラーズブランドの良いところです。
それではボトラーズカンパニーの老舗2社をご紹介します。
ウィリアムケイデンヘッド社

創業は1842年エジンバラで
現在残っているボトラーズカンパニーの中でもっとも古い会社
スプリングバンク蒸留所と同じ資本
ゴードン&マックファイル社

創業は1895年、元は食料品店
おそらく世界最大のボトラーズカンパニー、熟成は自社で買い付けに行った
シェリーの空き樽にこだわっている。
最近はスコットランド国外にも多数のボトラーズカンパニーがあり
色々な特性のウイスキーがあり幅が広く、ニーズにも応えられるものが
多くあります。
正規のものと飲み比べてみてはいかがですか?

(matsunaga)
投稿者 vespa : 2011年3月15日 17:00